ヘルメットリペア

2018年05月07日
Blog HELMET REPAIR

このGWはセールをやったこともあり、沢山のご来店ありがとうございました。
お買い物もみなさんありがとうございました。

リペアはジョインツ前から何も手付かずで止まっております。
そしてこのＧＷで３０個以上のヘルメットリペア依頼がありました。
はいまたこれパンクです。店を開けてしっかり接客する＝作業は何も進まない。
またこの現象です。

また今後もブラインド開けずに、やってるのかやってないのかわからない店舗営業となります
スミマセン・・・・・

さて久々にかっこいいヘルメットをお持ち込み頂きましたので施工のご報告です。

エイジングペイントですね。
流行りなのでもう今ではどこでもやってますね。
しかしかっこいいグラフィックです。

PSCマーク、SGマークがあります。
ということは堂々と乗用ヘルメットと言えるヘルメットです。

しかしSGマークがあるということは。。。。
そうです。「深くかっこよく」はかぶれません。

この発泡スチロールが問題なのです。
規格を通すためにはある程度の厚みの発泡スチロールが必要です。
なので仕方ありません。

しかし革巻きもストラップもクオリティが高い。
脱帽です。

クラックも。。。。。

。。。。と思ったら描いてますやん！とみんなで突っ込んでしまいましたが
これは見ないことに。。。。。

ジャパンメイドとお客様にも聞いてましたが

バラしてみたら台湾のようです。

58cmの自分がかぶるとこんな感じです

前を下げてかぶれば多少深く被れているようにも見せれますが
そうすると首の後ろがスカスカになります。
なのでこれはわざとではなく自然に水平に被った感じです。
お客様頭は62cm。　もっと浮きます。
これを改造していきます。

すみません写真が１枚目と同じですが施工完了です。
かなり削りました。

バラして削ったことにより、規格のマークは全く意味のないものになります。

こんな感じになりました。
62cmで仕上げたので僕にはブカブカですが深さは写真で伝わると思います。

これでかっこよくかぶれるようになりました。

ご依頼ありがとうございました。

ＳＧマークやＰＳＣマーク取得のヘルメットは堂々と「バイク用ヘルメット」と謳って販売できます。
しかしやはり分厚い発泡スチロールが必要となるのでよっぽど卵型の頭でないかぎり、
日本人の頭ではハチが当たり、ぽっこり浮きます。例外は見たことありません。

例外とは言いませんがＭなのにＸＬをかぶれば物理的に深くかぶれますが
それはまたフィッティングの問題でナンセンスです。

安全と、見た目のかっこよさ、バランスをどう考えるかはまた難しく楽しいです。

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